こんにちは。
医薬品登録販売者で、『食生活アドバイザー』資格取得のため勉強中のyamakoです。
さあ、2月になりましたね。
そろそろ日記やバレットジャーナル、そして家計簿に、白紙ページや空欄が目立ってきてはいませんか?
以前、こんな記事を書きました。
『家計簿の記入ページの並びを変えるだけでも、ずいぶん違いますよ』という話でした。
▶︎記事のまとめ▶︎縦に集計する方が、一般的に楽だと言われています。とくに知りたい項目を縦並びにするとやりやすくなります。たとえば、yamakoは食費を一番コントロール(節約)しやすいので、表の上に仕分け項目がならぶ家計簿を使っています(下に写真があります)。こうすると、食費の計算が縦(上から下へ足していく)になってやりやすいのです。くわしくは記事をご覧くださいませ。
これは記入しやすい、集計しやすいというメリットで『続けやすくする』方法です。
ですが、実際には、そう簡単にはいかないものですよね。
そもそも。
続かない原因は何か?
そこが問題です。
今回は、家計管理が続かない場合の対処方法を、ご提案したいと思います。
● ● ●
今、せっかくはじめた家計簿が続かなくなったとお困りのあなた。
思い返してみましょう。
このひと月で、
『何ができたのか』
『何ができなかったのか』
●記入する事じたいを忘れる方●は、家計簿を1番目につくところに出しっ放しにしましょう。
アプリなら一番目立つ場所に配置。
さらにリマインダーも設定しましょう。
●金額がわからなくなる方●は、レシートはとにかくもらってためましょう。
「後でカードの明細をWebやアプリで確認しよう」などと考えるのは、今はやめましょう。
紙、最強です。
なくしたときだけ調べればいいのです。
もともとWebでしか料金をみられないものもあります。
これ以上手間を増やすのは『面倒』を増やす事です。
レシートは、できれば日々財布から出して、とりあえずクリップでとめます。
毎日でなくても、財布がふくれたらでもOKです。
さらに、これを目につくとろに下げておきます。
たまると嫌でも片付けなきゃと思えます。
●記入が面倒な方●はアプリにしましょう。
写真を撮るだけというタイプもあります。
●アプリが面倒という方●は、手書きにしましょう。
一番単純で、間違っても簡単に修正できます。
●集計が面倒な方●、ソフトを使うか、集計をまとめてやるのがオススメです。
基本的に、集計作業が負担になっている方は1週間分、まとめてつける方が挫折率が低いと思います。
『家計簿は毎日きちんと』という呪縛から解き放たれましょう。
無理しても、続きません。
計算が苦手という方は、計算機を変えてみるのも手です。
スマホの計算機能は便利ですが、入力しづらいですよね。
可愛い電卓でテンションをあげるのもありです。
こんな可愛い電卓も、500円くらいで売っています。
シャープのこちらのシリーズは色が豊富で、独特な配色です。
ぜひチェックしてみてください。
下の写真は、yamakoの電卓です。
左の黒い方が職場で使っているもの。
右の白い方が、自宅で使っている無印良品の電卓です。
無印の電卓を使っているのは、可愛いからだけではなく、職場のものとキーの配置がほぼ同じだからです。
キーの大きさや深さだけでなく、やはり並びも大切です。
アプリや家計管理のソフトのよい点は、計算する手間が省けること。
まとめて家計簿をつける人は、とくに便利だと思います。
大変なのは、使いはじめる時です。
設定や入力の仕方など、わかりづらい事も多く、そこを乗り越えないと思った通りに作業が進まないこともあります。
手書きの家計簿のよいところは、とにかく何となくはじめられること。
マイルールでマイペース。
家計簿をつけるという作業の中で「わからない」「困った」はないはずです。
ですが、その自由さゆえに続かない方も多いのでは。
そんな中、いらっしゃいませんか?
記入はできたけど、続かない!という方。
そう。
なんとなく続いていたけど、だんだんやる気がなくなってきた。
"モチベーション、やる気が失われてしまう問題"もあります。
そんな方は、『家計簿の目的』を明確にしましょう。
何のために、どうして、家計簿をつけようと思ったのか。
思い出してみましょう。
たとえば、yamakoの場合はこうです。
生活費全体で○○円で暮らす(揺るがない事実)
→そのために食費を○○円におさめる(必要不可欠なミッション)
→無駄な買い物がないかチェックして計画的に購入
yamakoの場合は、最初の段階で、もうにっちもさっちもいかない事情があります。
こうなると、家計管理をしないという選択肢はないわけです。
しかしながら、その中でも、実際に続けられるものは、やはり簡単で、心理的にも行動的にも負担が少ないものです。
それが、ワタクシ的には手書きの家計簿なのです。
過去にアプリもいくつか試してみましたが、最初の設定でつまずきました。
なんとかはじめてからも、だんだんアプリを立ち上げるのが面倒になってしまいました。
そして、思うのです。
1.とにかくやりやすい方法を選ぶ
2.目的をはっきりさせる
今、できそうなものを目の前に準備しましょう。
手書きでも、アプリでもいいんです。
毎日やらなくてもいいんです。
何なら、月末に結果だけ確認するのでも、全然オッケーです。
続く、続かないは結果論です。
目的はどうでしょうか。
今は無理だけど、新型ウイルスがおさまったら、みんなで旅行したい。
そのためには〇〇円の貯蓄が必要。
収入が減ったけど、何とか今のペースで生活したい。
そのためには△△の節約が必要。
もし何もないなら、『食費〇〇円で暮らせるかチャレンジ』など。
ゲームやYouTube的な要素で楽しんでみるのもいいかもしれません。
(あまり無理な設定はしないようにしましょう)
そもそも、モチベーションを保つのは、大変なことです。
みなさん、経験があると思います。
理由や目的のはっきりしない行動を、ただ機械的に続けるのは、むずかしいのです。
ですが、ある程度、家計簿を続けられると、比較するものができるので、続けやすくなるのも確かです。
目に見える『成果』があると、続けるのがちょっと楽になると思いませんか。
今日、こちらの記事を読んでくださった方。
とりあえず、今あるレシートを片付けましょう。
ページの途中からでも、レシートが何枚か行方不明でも、気にしないで、取り掛かりましょう。
あと少し続ければ、ページが埋まって、数字が並んで、家計簿らしくなるはずです。
まだまだ1年ははじまったばかりです。
それに、何も1月からとか、4月からとか、特別決まっているわけでもありません。
会社の決算じゃないのですから、いつからでもやりなおせます。
ぜひ、気持ちをあらたに、はじめてみてください。
それでは、また。
日記とバレットジャーナルについては、また後日、続けるコツをご紹介します。