9月も半ばで、すいぶんと涼しくなって来ました。
先月、8月の終わりに『地味な電気代との戦い』という、じつに中途半端な節約生活をご紹介しました。
いまだに、節約はしていますが、この夏にみなさまも、しみじみと感じたであろうこと。
「過度な節電は命にかかわる」
という事実。
これほどまでに、梅雨が長く、暑さが厳しく、しかも雨が降るといえば災害級、過酷な夏になるとは。
しかし、こんな気象状況が、もしかしたら、これからも続くのかもしれません。
新型ウイルスのこともあります。
先のことは、本当にわからないですよね。
ちなみに、ですが。「脱水症状」と一言でいいますが、血栓ができたりすると、脳梗塞、心筋梗塞などにつながり、軽度でも後遺症が残ることがあります。体内で何が起こっているかは、自分でわからないことが多いのです。自分の体力を過信しないで、常に安全な選択肢を選んでください。 |
そこで節約なら、気候が安定した時期に集中的にするのが安全かなと、ワタシは考えました。
体調をくずさない程度の光熱費の使用は、もう致し方ないことです。
そして秋。
ついに節約のチャンスがやって来ました。
無理しなくても、電気代水道代ガス代、絞れそうですね。
一言で『節約』と言っても、季節によって、できることできないこと、簡単なことむずかしいことがあります。
今回は、秋に向けての、やりやすい節約計画をご紹介します。
と、言いますか、自分の予定を書きたいと思います。
その前に、以下、夏の節約の反省点です。
- ガス給湯器の設定温度を39度に下げた→ガス代節約に成功
- 食器も水で洗うことにした→ガス代は節約だが、水道代が上がった(落ちたか気になってしつこく洗うので)
- 洗濯はすすぎ1回でこまめに→節水かは微妙(洗う回数は増えたかもしれない)
- 料理はまとめて作り置き→調理時間が長くなって節電かは微妙
- 体に保冷剤巻いてエアコン切る→節電にはなったが、体調も悪くなった
- どこにも行かない→ガソリン代節約だけど、ネットで余計なものを購入
以上です。
「そもそも」という話もあるのです。
まずは、これから一人暮らしの家電を買う方は、サイズに気をつけた方がいいですよ、というお話を。
▼ 家電と節約の微妙な関係 ▼
ワタシの洗濯機は4.5キロ[東芝AW-45M7]で、冷蔵庫は126L[アクアAQR-13H]です。
小さいのです。
両方とも、とても。
小さいと初期費用は少なくてすみますが、生活していると不便だったり、構造とか機能的に、かえって電気代がかさむことがあります。
干すスペースが小さかったら、洗濯機も小さいものを買うか、乾燥機能がついてるかのどちらかですよね。
うちの小さな洗濯機は、干すスペースに合わせたサイズです。
大きくて乾燥機能が付いていれば便利ですが、洗濯機を置くスペースと、初期費用の問題があります。
そして電気代。
それがクリアできれば、いい選択肢です。
冷蔵庫も、上の空間を使いたいとか、スペースがないという制約がなければ、大きい方がいいかもしれません。
ワタシは電子レンジを置くスペースが他になく、冷蔵庫の上に置きたかったのです。
ここでおのずと冷蔵庫の高さが決まってしまいます。
それにしても、小さい冷蔵庫は、なかなか小さいですよ。本当に。
実家のファミリー向けサイズの冷蔵庫では考えもしなかった、ケチャップ、マヨネーズ入らない事件。
背の高い下側のドアポケットが飲み物に占領され、上のポケットでは、高さが足りず調味料がみんな寝ています。
「あー、小さいってこういうことなんだなー」
と、しみじみ思いました。
(唯一立っているのはハインツのスヌーピー・ケチャップ)
こちらも大きいと初期費用はかさみますが、冷蔵庫じたいの造りが違うそうです。
大きい方が(機種にもよりますが)節電になると、買うときに家電屋さんに言われました。
調べたら事実そうでした。
でも高い。
うちの冷蔵庫は、小さくて安いながら、とりあえず冷凍庫が霜でガチガチにならないタイプです。
実家では霜取りで、いつも大騒ぎしていたので、
「とにかく霜がつかないタイプで」
譲れないところでした。
何か、コレというこだわりがあったら、それで押し通すのもありだと思います。
以上の通り、初期投資でけちったワタシは、日々小さな節約を余儀なくされたわけですが。
健康第一です。
夏場は、覚悟して電気、水道、ガス、使いましょう。
▼ 秋の節約計画 ▼
買ってしまった家電はともかくとして、できることは、やはり日々の光熱費、食費、交通費などの節約です。
▼電気代▼
[とにかく使わない]
とは言っても、エアコンの出番が減るだけで、ずいぶん違いますよね。
今も、このブログを書いている部屋は30度ありますが、外の気温が25.6度、しかも曇りなので、窓を開けているだけで、とても過ごしやすくなりました。
くらしTEPCOweb(東京電力の個人の使用状況が日々チェックできるサイト)で消費電力をみても、今はエアコンかけていた頃の、半分から3分の1くらいの電力におさえられています。
夏場も、エアコンの設定温度はほぼ28度以上を保っていましたが、やはり電気代かかります。
冬になると必然的に、暖房のためにエアコンを稼働させることになりますから、「使わない」という選択肢は、ワタクシ的には、今だけなのです。
これは生活環境や使っている器具によりますが、省電力家電を買うとか、電力会社じたいを変えるとか、根本的な部分で電気代を減らした方が、実は現実的です。
ワタシのような細々した節電では、せいぜい何百円くらいにしかなりませんから。
ただ、電力会社を変えたり、いまさら家電を買い換える、という選択肢はなかなかハードルが高いという方、設備的にできない方は、一緒に頑張りましょう。
▼ 検討する余地のある方はコチラ ▼
電気料金プランを比較して電気代を今よりお安く!【電気チョイス】
とりあえず今月は、なんとかエアコン使わない方向で、頑張ります。
▼ガス代▼
[設定温度39度を維持する]
これが意外に、心折れそうで微妙な目標です。
暑いのはわりと頑張れるのですが、寒いのはダメです。
もう悲しくなって泣きたくなるくらいダメです。
ただ、『この温度設定ができるのは秋まで』だと考えると、ギリギリ頑張らなければいけません。
冬になったら、熱々浴びます…。
▼水道代▼
[これまで通りの節水]
水は夏場よりは、秋冬の方が自然と減りそうな気がします。
- 飲み物が減る→洗い物が減る
- 冷たい水に触るのが心臓に悪い→洗い物が減る
- 丼物とか鍋とか、ワンプレートな食事が増える→洗い物が減る
ものすごく根拠の乏しい、楽観的な予想です。
実は、水は、ほぼキッチンとトイレの消費なのです。
シャワーは使いますが、時間が短いし、浴槽に水を貯めることはありません。
洗濯は、ちまちましていますが、これは先に書きましたが、機械本体の都合で、節約はなかなかむずかしそうです。
キッチンの節水、自炊との兼ね合いもあるので、また検討したいと思います。
▼ 秋冬仕様の準備 ▼
『いちばんの難敵』と言っても過言ではありません。
ファッションも装備も、秋冬物は暖かそうで可愛くて、購買意欲をそそります。
しかしながら、一年を通して、一番単価が上がる時期でもあります。
そう、とくに冬物は高いのです。
ですが、ここ数年で気づいたのは、秋冬物の販売がはじまって"最初のセール"で買わないと、次は欲しいものがない、ということです。
ワタシ自身が少々大きいせいもありますが、まず、欲しいサイズがなくなります。
そして追加の入荷が、最近はあまりないような気がするのです。
なので、ボケッとしていると、欲しいものを買いそびれるという事態になります。
そして、さらになぜか(エアコンつけるせいですが)、ガソリン代が増えるのです。
電気関係の仕事をする家人の一言。
「熱を生み出すものは電気(燃料)を食う」
まさにこれです。
お金も食う。
でも、寒いのは本当に苦手なので、ある程度は覚悟して、その為にも『秋の節約』を頑張ります。
それでは、また。