キョウツカ・すっきりするブログ

医薬品登録販売者として長く勤務しました(今は休業中)。美容や健康、すっきりする話をご紹介します。

猫だから、こそ。[長編アニメ映画『銀河鉄道の夜』]

本日は、猫の日です。

 

こんにちは。

自発的貧乏生活満喫中のyamakoです。

今回は、猫の日』にちなんだ強力プッシュの映画作品です。

 

これが▼コチラ

 アニメ映画の銀河鉄道の夜です。

 

公開は今から約35年前、1985年です。

ご覧のように、主人公他、主だった人物はほとんど猫におきかえられています。

途中人間の姿の『人物』も登場しますが、こちらは実際の事故(豪華客船タイタニック号の沈没)が設定に影響しているためだと言われています。

 

 

宮沢賢治作品は、多くの人が一度は読んだことがあると思います。

自発的に、あるいは教科書で、あるいは感想文を書くために。

文体が独特なので、好き嫌いが別れる作家さんでもあります。

 

 

とくにこの『銀河鉄道の夜』は、設定が日常的な世界から離れているので、ファンタジーやSFのような想像力を必要とする部分が多くあります。

 

 

この映画よいところ、見所は、まさにこの部分です。

登場人物を猫にすることで、まったくの異世界を作り出して、ある意味『不思議な世界』のベースが出来上がっています。

 

話の進行や内容は、原作にそって進んでいきます。

もし、『銀河鉄道の夜』を読んだことがない、内容がよくわからなかったという方がいらっしゃいましたら、ほぼほぼ「こういう話だ」ということでご覧いただけます。

 

ティム・バートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』のような、ベースにしたけど別の話というパターンではありません。

 

▲こちらも原作が『クセ強め』で、映画の方は物語性重視にアレンジされている

 

そういう意味では、文章では読みきれなかったという方にこそ、ぜひ観ていただきたいなと思います。

 

 

銀河鉄道の夜』には宮沢賢治が伝えたかったことがたくさんつまっています。

話の内容から宗教(キリスト教?)を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、宮沢賢治自身は仏教を信仰していたようです。

 

出版という形で物語として完成する前に、宮沢賢治が亡くなってしまったため、内容・設定などについて、現在でもいろんな解釈があります。

1924年頃に執筆され、1934年に刊行されました。

そのあとも改稿が重ねられ、今のお話に落ち着いたようです。

 

原作は▼コチラ▼で読むことができます。

 

銀河鉄道の夜/宮沢賢治[青空文庫]

 

 今回、ご紹介するために調べて、はじめてアニメ映画の作り手の方について色々と知りました。

原案のますむらひろしさんはもとより、監督、脚本、音楽にいたるまで一流の方ばかりです。

みなさんがこだわりを持って制作した作品ということで、たくさん関連書籍なども出ています。

 

 

ほぼ原作にそったストーリーと、現代風にわかりやすくアレンジされたセリフ、幻想的な音楽、そして猫。

とても見応えのある作品です。

 

猫ゆえに、決して表情豊かなわけではありませんが、じっくりと物語を観ていく上で、この淡々とした雰囲気が、映画の内容により集中させてくれるのです。

人種や顔立ちによるイメージがないぶん、物語に対する影響が少なくてすんでいる気がするからです。

文章の作品が映像化されると、『イメージ』を壊されてがっかりすることもありますよね。

猫じたいが、想定外なので、それがよかったかなと、私の猫好きを脇に置いておいたとしても思います。

 

気になる点は、これが昔の劇場用のアニメ映画だということです。

デジタルの映像に慣れた目には、かなり暗く感じられます。

さらに舞台のほとんどが夜で、星空、宇宙と暗め暗めの展開です。

ちょっと目が疲れます。

 

ただ、その効果ではっとする場面もあります。

光が満ちるシーンでは圧倒されます。

大きな画面で、ブルーレイで観られたら、本当に映像のこだわりや美しさを体感できるのではと思う瞬間です。

 

 

 

今日は猫の日にちなんで、猫が主役のアニメ映画『銀河鉄道の夜』をご紹介しました。

製作者のオススメがブルーレイなので、そちらを冒頭でご案内しました(制作サイドの職人のこだわりがあるそうです)が、もちろんDVDもあります。

 

 

yamakoはいつも、同じシーンで泣いてしまいます。

原作では、わりとさらっと描かれているカンパネルラの去り際ですが、映画では、…うん。

わかっているのに泣いてしまう。

変な言い方ですが、いい声優さんに演じていただいていますね。

 

お子様にもわかりやすいですし、疲れた大人の癒しにもなります。

ぜひ、ご覧ください。

 

それでは、また。

 

 

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