キョウツカ・すっきりするブログ

医薬品登録販売者として長く勤務しました(今は休業中)。美容や健康、すっきりする話をご紹介します。

10分でわかる登録販売者【今だから医薬品を知ろう】

◆2020年10月6日更新◆

来年の受験を検討している方は、受験予定の都道府県の案内を確認しましょう。

いつも通りの日程なら、試験は夏からですが、申し込みは5月6月くらいからはじまります

 

さらに、例年なら他県での受験もできましたが、今年2020年は『在住者や試験実施地域に通勤・通学している受験者のみ受付』という場合も多くみられました。

2021年以降も受験地が限られる可能性があります。

 

さらに、願書の請求・提出方法も、郵送のみなど各自治体で対応が別れていました。

希望地域のサイトを確認してください。

 

くれぐれも見逃さないように、気をつけてくださいね。

 

 

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ブログの管理人yamakoは、医薬品の登録販売者として、大手ドラッグストアで約8年働いていました。

 

そこで感じたのは、『登録販売者』は認知度が低く、知る人ぞ知る、マイナー資格だということです。

待遇も、経営母体の会社や、店舗のある地域により、かなり差があります。

 

しかしながら、今の世の中、薬や医学についての知識が必要になっています。

 

「根拠のないデマに惑わされない」

「お客様や身近な人に適切なアドバイスをする」

 

など、店舗で働かなくても、資格を活かせる場面は生活の中にあります。

 

この機会に、医薬品の資格について考えてみませんか。

 

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登録販売者って何者なの?

登録販売者」は一般用医薬品を販売するための資格です。

 

医薬品には、大きく分けて2種類あります。

 

 

医療用医薬品→医師が処方し薬剤師が渡す薬

一般用医薬品OTCと呼ばれ、医師の処方箋は必要なくお店で買えます

 

 

※お店で扱う市販薬には一般用医薬品の他に「要指導医薬品」(お店で必ず薬剤師さんが対面販売)があります

 

 

医薬品全体のエキスパートは「薬剤師」さんで、こちらは国家資格です。

大学の薬学部で6年間学び、薬剤師国家試験に合格しなければなりません。

病院でも、薬局でも、お店でも、どんなお薬についても対応します。

 

一方の「登録販売者」は、一部の医薬品についてのみ、販売や説明、アドバイスが認められている都道府県知事資格です。

取り扱いが許されるのは、一般用医薬品の中でも副作用のリスクが比較的低い、安全性の高い薬のみです。

 

 

薬を売っているお店でも、薬剤師か登録販売者がいなければ、医薬品の販売ができません。

 

薬剤師がいれば店舗に置いている医薬品のすべてが、登録販売者だけなら登録販売者の資格で許されている区分の医薬品のみが販売できます。

 

そういった意味では、店舗としては登録販売者はいてもらわないと困る人です。

 

 

登録販売者試験てむずかしいの?

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試験自体は、あまりむずかしく考えなくても大丈夫です。

試験は筆記のみで、合格率は4割を超えていますし、受験資格に実務経験も学歴も不要です。

 

ただ、試験範囲には医薬品の他、人体について、法律についてと、専門的なちょっと特殊な知識も含まれます。

独学だと、疑問ばかりわいて、先に進まないという人もいます。

 

どんな試験の勉強でも言えることだと思いますが、深掘りするとキリがありません。

ある程度割り切って、試験対策として必要な部分をしっかりと押さえましょう。

 

勉強し始めると、自分の得手不得手が見えてきます。私は漢方が苦手でした。

いくら勉強しても頭に入らないのです。

その時にアドバイスされたのは、『完璧を目指さない』。

実際に店頭で対応するときは、お客様の話を聞きながら調べることもできます。

 

とにかく、合格する、その一点を目指しましょう。

 

  

登録販売者試験の内容を知ろう 

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  1. 医薬品に共通する特性と基本的な知識
  2. 人体の構造と働き
  3. 主な医薬品とその作用
  4. 薬事関係法規・制度
  5. 医薬品の適正使用・安全対策

以上が、試験範囲です。

 

具体的な内容は、以下にリンクを貼っておきます。

興味がわいたら、ぜひ見てみてください。

 

登録販売者.COM(別窓で開きます)

 

 

まずはどんな知識が問われるか、さらっと確認してください。

覚えることは多いのですが、「いつか誰かにきかれるかもしれない」というモチベーションで頑張れると思います。

 

学校の試験勉強と違って、資格試験の勉強はいつか必要になる知識です。

 

合格するためには、試験全体で7割の正解、かつすべての項目で35〜40%以上(試験を実施する都道府県が設定)の正解が必要です。

 

先ほど、私は漢方が苦手と言いましたが、それでもその項目の最低得点を死守するだけの知識は詰め込まないといけません。

 

 

おすすめの勉強方法

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私は独学でした。

一人で勉強することが好きで、かつ、当時からドラッグストアで働いていたので、薬剤師さんにいくらでも教えてもらえたからです。

 

ですが、薬剤師さんにも専門性があるので、市販薬やそこに使われる成分について詳しくない人もいます。

 

さらに注意したいのは、試験内容について改定があるということです。

大きなものでなくても、改定があると、そこが問題に出やすいとも言われています。

 

 

勉強方法は大きく分けて3つです。

  • 本を買って完全に独学
  • 通信講座を利用する
  • 学校に通う

 

 

試験内容の改定が多いことを考えると、スクールや通信講座がおすすめです。

情報収集は教える側でしてくれますから、勉強に集中できます。

 

 

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最近は、スマホで手軽にできる講座も増えました。

勉強するチャンスはたくさんあります。

問題は続けられるかどうか。

つまずいた時に、助けてくれるのかどうか。

ここが重要です。

 

 

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様々な資格学習が980円でウケホーダイ!【オンスク.JP】

 

こちらの[オンスク.JP]さんでは、登録販売者の講座の無料動画を観られます。

この中で「医薬品について」など、勉強のさわりになる部分の解説もありますので、ぜひ観てみてください。

動画の講師がいる一番よいところは、ペースを作って進めてくれること。

そして、むずかしい言葉を「読んでくれる」ところです。

なんだと思われるかもしれませんが、読み方のわからない言葉が、かなり頻繁に出てきます。

調べたくても、読み方がわからずに困ることもあります。

スムーズに勉強を進めたいなら、おすすめです。

 

 

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本当に独学するなら、教本はこんな感じです。

リンクからAmazonへ行くと、どちらも試し読みで内容がみられます。

 

ユーキャンの登録販売者 速習テキスト&重要過去問題集 第2版

 

医薬品登録販売者試験対策テキスト2020

 

ご紹介した2点は、実はテキストの作りがほぼ真逆です。

パンフレットのような明るい感じか、受験勉強の試験対策本を彷彿とさせる二色刷りか。

全体をもれなく解説するか、出題傾向で絞り込むか。

本当に好みの問題になってしまいますが、紙面が見やすく、解説が読みやすいものを選びましょう。

  

ちなみに試験内容の改定が多いので、中古本はやめておいた方が無難です。

 

登録販売者の資格試験は通常夏から冬にかけて行われます。

受験する都道府県のホームページなどで、願書の受付期間や試験日程を確認してください。

 

 

合格したい!

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せっかく勉強するのですから、目指すのは『合格』です。

 

とにかく、最後まで勉強する。

捨て分野が作れないので、とにかくすべてを一度は勉強してみましょう。

 

その上で、どうしても頭に入らない部分について考えます。

 

苦手がないのが一番です。

でも、なかなかそうはいかないのが試験勉強です。

 

登録販売者の同僚に、カタカナばかりの薬品名は苦手でも、漢方が大好きで、メーカー主催の勉強会に毎回通っている人もいました。

人それぞれです。

 

一つの項目について最低でも35%の正解が必要です。

同じ項目の中にカバー出来そうな、好きな分野がないか、頑張れそうなところがないか、探してみます。

法規や人体構造、薬の成分など、くくりは同じでも覚えられそうなところはあるはずです。

 

カタカナが連なる成分名は、覚えづらい筆頭です。

私は、市販の単語カードに表に成分名、裏に作用や禁忌など、必要な知識を書きました。

お風呂に入ったときに、「単語カード一冊終わるまで出ない」と決めました。

湯船に浸かりながら、一枚一枚、声に出して答えていきます。

 

最初は出来なくて当たり前です。

嫌にもなります。

でも、お客様のためにもどうしても必要な知識だと心得ましょう。

勉強のすべては、そこに行き着きます。

 

 

医薬品販売のカウンターに立つということ

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登録販売者の試験について、いろいろご紹介してきましたが、最後に、登録販売者として働くとき、のお話です。

 

勉強したことは、必ず役に立ちます。

むしろ知らなければいけないことばかりです。

 

その薬を売ってはいけない人に売ってしまったら、もし飲んでしまったら、「ごめんなさい」ではすみません。

 

ですが、お客様は必ずしも、持病や飲んでいる薬、今の状況・症状についてちゃんと話してくれるわけではないのです。

それを聞き取るのも、大切な仕事のひとつです。

 

さらにいうと、薬が必要でないと判断したら、売らないという選択肢も常にあります。

 

お客様から見ると、登録販売者は薬や健康問題について相談したら答えてくれる人。

実際、きかれることは勉強していないことの方が多いくらいでした。

内容により、自分で調べたり、薬剤師さんにバトンタッチしたりします。

 

「適当に」「なんとなく」「そう思ったから」が許されない仕事だということは、わかっておいて欲しいなと思います。

 

それだけやりがいもあります。

知識としても一生役に立ちます。

 

今、新しいウイルスと戦うためにも、薬について知識を広げてみましょう。

 

 

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